なぜニンニクが体にいいのか? [にんにくが体に良い]

 ニンニクが体にいいと言う事は、皆さん御存知ですよね。

 でも、なぜニンニクが体にいいのかと質問されると、しっかりと答えられる方は少ないのではないでしょうか。
 それでは、なぜ大蒜が体にいいのでしょう。
 まず、ニンニクに含まれるビタミンB1(不足すると脚気になってしまったり、神経炎になるといわれています)は、疲労回復に役立つビタミン(水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ビタミン様物質の三種類に大別されています)類と言われていますが、水溶性のために体内に長い間留めておく事が難しいビタミンです。けれど、ニンニクの臭いの元でもある「アリシン」がビタミンB1(チアミンとも呼ねれていますが、こちらの方が一般的な名称でしょう)と結合する事により、「アリチアミン」という物質に変わって、脂溶性になるものです。すると、体内での長期蓄積が可能となり、体が疲労するとその物質を取り出して利用出来るようになります。
 この事が、ニンニクを食べると疲れにくくなると言われている事に繋がるのですね。
 アリシンにはほかにも、強い抗菌作用や免疫力増強作用もありますので、病気に負けない体作りや動脈硬化(血流が遮断されてしまう恐れがあるため、たいへん危険です)予防にも役立ちます。

 また、ニンニクには「スコルジニン」と言う成分も含まれているんですねが、これは細胞の働きを活発にしたり、血流を改善したりするだと言えるでしょう。
 つまり、新陳代謝を盛んにして、体を元気にしてくれる働きがあるのです。
 アリシン(不安定な化合物なので、放っておくと徐々に失われていくでしょう)とスコルジニン、この2つの成分を含んでいる事でニンニクが体にいいと言われているわけです。
 毎日にんにくを少量ずつ食べる事によって、疲労回復はもちろんの事、滋養強壮や食欲増進、血圧(喫煙や過度の飲酒で上昇します)降下、さらには、コレステロール値の低下まで効果が期待できます・
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