にんにくすっぽん卵黄

　最近では、さまざまなメーカーから大蒜サプリメント（頼りすぎはよくありませんが、不足しがちな栄養素を補うことで健康を維持できるかもしれません）が販売されるようになり、付加価値（経済用語では、それぞれの企業が製品やサービスに付け加えた価値を指します）をつけたにんにく卵黄も増えてきていますよね。
　その代表と言えるのが、「にんにくすっぽん卵黄」です。大蒜卵黄が体に良いことは、きっと誰でも知っているはずです。
それに、さらに滋養強壮効果と美容にも良い効果の高いすっぽんまで入っているのですから、女性にも男性にもうれしいサプリメントですよね。
　また、原料には無臭にんにくを使っているため、ニンニク臭を気にしないで利用できる点でも大きな評価を得ているのです。

　にんにくすっぽん卵黄には、鉄分（人体に必須の元素で、欠乏すると貧血などが起こります）・アミノ酸・プラセンタ（不老長寿の薬だと考えられていたこともあったのだとか）・ヒアルロン酸なども含まれているため、美容効果を実感している人が多いようです。

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にんにく卵黄のアリシンとは

　にんにく卵黄には、アリシンと言う成分を含んでいます。
　これは、にんにくのにおいの元になっている成分になります。にんにくのにおい、わかりますよね。あの独特のにおいです。アリシンは硫化アリルの一種で、にんにくの他、玉ネギやニラ、らっきょう、エシャロットなどにも含まれ、刺激のあるにおいや辛味の成分になっています。

　にんにくに含まれるアリシン（体を温める、疲労を回復する、神経を落ち着かせるなどの働きがあるとされているのです）は、自生しているものには存在しないのです。
　でも、にんにくを刻んだりすると、酵素（タンパク質からできているので、７０℃をこえる熱により活性を失うという性質があります）アリナーゼの作用により、化合物アリインから変換され、独特のにおいを発するようになります。

　そんな大蒜をつかって作られるにんにく卵黄には、健康や美容に良いとされる色々な作用があるとはいえ、そのカギを握っているのがアリシンです。

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